自己肯定感の高い低いは、ほとんど親の接し方で決まると言ってもいいわね。
それじゃあ今回は、子供の自己肯定感が低くなる8つの親の接し方と、私が自己肯定感を高めるのに効果のあった5つの方法について、詳しくお伝えするね。
自己肯定感が低い原因は親の接し方。
自己肯定感は、親からありのままの自分を愛してもらえることで育っていきます。
そうすることで初めて、自分のやりたいことに自信を持ってやることができるようになります。
自己肯定感が低くなる原因となる親の接し方8つ。
自己肯定感が低くなる原因①ほめることよりも注意することの方が多い。
“1回の注意”と、“1回のほめ”。
はたして、子供に与える影響の大きさは同じでしょうか?
・・・答えは、
1回の注意の方が1回のほめよりはるかに大きい!
のです。
つまり、注意するのと同じくらいほめてるから大丈夫!などと思うのは大間違いなのです。。。
自己肯定感が低くなる原因②条件付きの愛情
子供に対して、「いつもお手伝いしてくれるから大好き」とか「頑張り屋さんなところが好き」といったふうに、子供に対する「好き」に条件を付けてしまうと、子供の方は無意識のうちにその条件を満たそうとしてしまいます。
なぜなら、その条件を満たさないと親からの愛情をもらえないと思ってしまうからです。
そのため、条件を満たせなかった時に「自分はダメな子だ」と思うようになり、自己肯定感が低くなってしまうのです。
そして、子供にかける言葉の中でも最も危険な言葉は、“いい子”です。
「お母さんの言うことをよく聞いてくれていい子ね」とか「いい子に育ってくれて嬉しいわ」などと言った言葉は、子供にとっては呪いの言葉でしかありません。
“いい子”を演じないと親に愛されないのですから・・・
自己肯定感が低くなる原因③きょうだい・友達と比較する。
「お兄ちゃんはすぐ自転車乗れるようになったんだけどね…」とか「お友達の◯◯ちゃんを見習ってもっと勉強頑張ったら?」といったふうに、きょうだい・友達と比較されると、子供は劣等感を感じて自己肯定感が低くなります。
自己肯定感が低くなる原因④男女差別をする。
性別を理由にきょうだい間で育て方を差別することは、子供にとって強い不満となります。
私の親は、
●「女の子なんだからもっと愛想よくしたら?」
●「女の子なんだから料理を手伝いなさい」
●「女の子は結婚して専業主婦になるのが一番いい選択よ」
等々…、弟にはしない要求を私にだけ課してきました。
自己肯定感が低くなる原因⑤子供の選択権を奪う。
子供がやりたいと思ったことに対して、「それはダメ」「こっちの方がいいわよ」など、親の思い通りに子供をコントロールしてしまうと、子供は自分の意思で行動できなくなってしまいます。
その結果、子供は自分の本当の気持ちにフタをしてしまい、親にダメだと言われない選択肢を選ぶようになってしまいます。
自己肯定感が低くなる原因⑥子供の前で批判をする。
親が子供の前で批判をすると、もしその対象を子供が良いものだと思っていた場合、親に批判されるのを恐れて、良いと言えなくなってしまいます。
そうされるうちに、子供は自分の意見を堂々と主張できなくなるので、自己肯定感が低くなってしまいます。
自己肯定感が低くなる原因⑦遺伝や生まれつきの才能と決めつける。
プロフィールにも書きましたが、私の母はギフテッドで、なんの努力もせずに勉強や芸術などができたので、努力が嫌いでした。
「得意不得意は遺伝で決まっている。得意なことは努力しなくても出来るから、逆に苦手なことは努力しても出来ないはず。努力など無意味。」という、歪んだ認知を持っていたのです。。。
一例を挙げると・・・
●子供のころ音痴だった私は「音痴は生まれつきだから治らないわよ」と言われ、
●太っていたのも「お父さんの遺伝だから体質よ」と言われ、
●グラフィックデザイナーになった時も「お母さんの家系の芸術センスが遺伝したのね!」と言われました。。。
このように、出来ないことに関しては「生まれつきだから努力しても出来ない」と言われ、出来るようになったことに関しては「本人の努力ではなく生まれつきの才能があったから」と言われると、感じるのは“無力感”や“絶望感”しかありません。
自己肯定感が低くなる原因⑧子供の成功を人のおかげだと言う。
子供が成功した時に、「◯◯のおかげで成功したんだから感謝しないとね」といった声かけをすると、子供は「私が頑張ったから成功したって認めてくれないの?」と感じて、自己肯定感が低くなります。
子供が自発的に「先生の指導が良かったおかげで合格できた」と感謝するのは良いことですが、それは他人が要求するものではありません。
私が自己肯定感を高めるのに効果のあった5つの方法
ここで、私が自己肯定感を高めるために実践している方法をご紹介します。
重要なのは、どの方法も「意識的に」行うことです。
自己肯定感の低い人は、長年かけて植えつけられた考え方のクセがついていますので、これらのことを無意識に行うことは難しいからです。
自己肯定感を高める方法①ありのままの自分を愛してくれない人から距離を置く。
親からありのままの自分を愛してもらえなくて自己肯定感が低くなってしまった人は、まず、実家を出ることを最優先しましょう。
これ以上、自己肯定感が低くなるのを防ぐためです。
↓実家から出るための考え方は、こちらの記事に書いていますので参考にしてください。
私の場合は実親でしたが、義父母、夫、会社の上司などから自分を否定されることにより、大人になってから自己肯定感が低くなってしまった人もいると思います。
その場合は、別居する、実家に帰る、会社を辞める、といった方法を取って、自己肯定感の低下を防ぎましょう。
↓否定してくる人から逃げるための方法は、こちらの記事に書いています。
自己肯定感を高める方法②小さなことから自分をほめる。(ほめ療法)
自己肯定感が低い人は、常に自分を否定していますので、自分をほめるという経験が圧倒的に少ないです。
まずはスモールステップで、小さなことからほめるようにしてみましょう。
その都度ほめるのはもちろん、1日の終わりに良かったことを箇条書きにするのも効果的です。
↓自分をほめる方法については、こちらの記事に詳しく書いています。
自己肯定感を高める方法③他人ではなく、過去の自分と比べる。
自己肯定感が低い人は、無意識のうちに人と比べて自分を劣っていると感じます。
人と比べるのではなく、過去の自分と比べて、良くなっているところをほめましょう。
自己肯定感についても、人と比べるのではなく、昔の自分より高くなったかどうかということに焦点をおきましょう。
自己肯定感を高める方法④自分の好きなものを好きと宣言する。
自己肯定感が低い人は、自分の好きなものに自信がないので、否定されるのを恐れて、なかなか好きと宣言することができません。
「この人なら否定しない」という信頼できる人を見つけて、好きと宣言してみましょう。
自分の好きなものを肯定してもらえることで、自己肯定感が高まりました!
自己肯定感を高める方法⑤過去に諦めたことをやってみる。
自己肯定感が低い人は、自分のやりたいことを親から否定されてやらせてもらえなかったことがたくさんあります。
自分が本当にやりたかったことを、今からでも是非やってみましょう。
↓自分に自信をつけるための方法については、こちらの記事でも詳しくお伝えしています。
まとめ
今回は、子供の自己肯定感が低くなる親の接し方と、私が自己肯定感を高めるのに効果のあった方法をお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
あなたの自己肯定感が低いのは、生まれつきではなく、親の接し方に原因がありますので、自分を卑下する必要はありません。
今回お伝えした方法で自己肯定感を高め、スモールステップで心を軽くしていきましょう!
どんなに頑張っても健康になれない理由とは?
健康オタク歴6年の私が、
健康を保つために特に重要だと思っていることは、
●十分な睡眠
●自分の身体に合った食習慣
●適度な運動
●ストレスマネジメント
の4つです。
・・・ですが、
こういった生活習慣が健康に対して効果を発揮するためには、
まず、身体の土台ができている必要があります。
ちょっと想像してみてください。
どんなに素敵な家を建てようとしても、
土台ができていなかったら、
どんなに頑張っても素敵な家は建てられないですよね?
それと同じで、
どんなに健康的な生活習慣を心がけたとしても、
身体の土台ができていなかったら、
どんなに頑張っても健康にはなれないのです。
私はそれが原因で、長年解決できない健康上の悩みがあったのですが、
身体の土台を整えることで、やっと悩みを解消することができました。
そんな経験もあって、
「このブログにたどり着いてくださったあなたにはそんな遠まわりをしてほしくない!」
と思い、
私がどうやって悩みを解消するに至ったのかを、次のページにまとめました。
あなたがもし、どんなに頑張っても解消できない悩みを抱えているのだとしたら、
私の経験が参考になるかもしれません。
次のページから読んでみてくださいね。
↓↓↓
『健康オタク歴6年の私が1か月目に知りたかったこと。』