あんなに綺麗好きなら、デスクまわりも綺麗にできるんじゃないかと思うんだけど・・・
目次
潔癖性と綺麗好きの違い
綺麗好きというのは、「部屋を片付ける」「汚れているところを拭く」「整理整頓をする」といった、目に見える汚れを綺麗にするのが好きな人のことを言います。
対して、潔癖性というのは、「菌が付いてるから洗う」「菌が付いてるから触れない」といった、目に見えない汚れ(菌)に恐怖を感じて取り除こうとする人のことを言います。
汚れが目に見えない分、必要以上に洗浄に時間がかかってしまったり、触れるものも触れなかったりして、気づかないうちにストレスがかかってしまいます。
これをまわりの人にまで強要するようになると、まわりの人もストレスをためてしまうことになります。
私の母の潔癖エピソード10選
潔癖症が綺麗好きとどう違うのか、母の具体的なエピソードでお伝えしたいと思います。
①エレベーターのボタンを指の背で押す。
不特定多数の人が指で押しているエレベーターのボタンは菌で汚染されているので、指の腹で押してしまうと指の腹が汚染されてしまうので触れません。
じゃあどうするかというと、指の第二関節の背で押します。
背面だったら、物を触る時に使わない部分なので、物が汚染されなくて済むというわけです。
②バラ売りの野菜は洗剤で洗う。
バラ売りされている野菜は、みんなが手で触りまくっているので菌に汚染されています。
水で洗っただけでは菌が落ちないので、生で食べる場合は石けん洗剤で洗います。
③屋外でバッグを床に置かない。
屋外は、トイレに行った靴でみんなが歩いているので、床は菌で汚染されまくっています。
バッグを床に置くとバッグの底が汚染されるので、どんなに重い荷物でも床に置きません。
④買い物カートは横を持つ。
買い物カートの取っ手はみんながつかんでいるので、菌に汚染されています。
なので、誰も持っていない側面の部分を持ちます。
⑤パン屋のパンは奥の方から取る。
パン屋のパンは、手前の方は子供が手で触って菌に汚染されてるかもしれないので、奥の方から取ります。
⑥スーパーの袋詰めのテーブルにある布巾を触れない。
指が乾燥してビニール袋をなかなか開けれない人のために、テーブルに濡れ布巾が置いてありますが、不特定多数の人が触って菌に汚染されているので触れません。
どんなに時間がかかっても自力でビニール袋を開こうとします。
⑦素足でよその建物に上がれない。
夏場はサンダルを履くので素足なんですが、座敷などの靴を脱いで上がる部屋の場合、水虫菌がうつるかもしれないので素足では上がれません。
しかし、そんな時のためにバッグに靴下を携帯してあるので、靴下をはいて上がります。
⑧屋外のトイレは和式を選ぶ。
菌で汚染された便座に肌をつけたくないので、洋式と和式の両方があるトイレでは和式を選びます。
洋式しかない場合は、手持ちの除菌ウェットティッシュで便座を拭いてから座ります。
⑨アイスのコーンを素手で持てない。
お金は菌で汚染されまくっているので、お金を触った手でアイスのコーンを持つとコーンが汚染されるので持てません。
最近は紙で巻いてある店がほとんどですが、昔は巻いてない店が多かったので、そういう店では絶対に買いませんでした。
(私が食べたいと言っても、紙が巻いてないからダメと言って買ってもらえませんでした)
⑩ラップは内側の面しか使わない。
ラップの外側の面は菌が付着しているので、内側の面しか使いません。
ラップを台に広げて食べ物を載せて包む時も、いちいちひっくり返して内側の面が上になるように置きます。
潔癖性は病気?
潔癖性は、「不潔恐怖症」という立派な病気です。
実際に汚れているかどうかは関係なく、汚染されているという強迫観念に脳が支配されているだけなんですね。
この強迫症状が日常生活において著しい障害となる場合は治療が必要になりますが、強迫観念を本人がどうとらえているかによって、2つのタイプに分かれます。
①強迫性障害
潔癖症の強迫行為を、バカバカしいと思っているのに不安でやめられない場合は、「強迫性障害」になります。
本人はそんなことしなくても大丈夫なことは十分わかっているので、まわりの人が「そんなことしなくても大丈夫だよ!」と言ったところで、あまり意味はありません。
②強迫性パーソナリティー障害
潔癖症の強迫行為を、自分で正しいことだと信じてやっている場合は、「強迫性パーソナリティー障害」になります。
自分の考えが正しいということにこだわりを持っているので、まわりの人が「そんなことしなくても大丈夫だよ!」と言っても、意見を聞き入れようとしません。
むしろ、まわりの人の方が間違っていると思っているので、逆に自分の考えをまわりに押しつけようとします。
自分は正常だと思っているので、メンタルクリニックをすすめたところで絶対に行くことはないでしょう。
このタイプの人と接する場合は、その人の考えを受け入れるか、関わりを断つしかありません。
まとめ
今回は、潔癖性の人の特徴や潔癖性の人への接し方についてお伝えしましたが、いかがでしたか?
潔癖性は綺麗好きと違って、目に見えない汚れに対する強迫観念を取り除くために行動しているだけだということがわかりましたね。
潔癖性は本人だけでなくあなたも巻き込まれてストレスを受けてしまう可能性がありますので、接し方を理解して、ストレス予防をしましょう!
どんなに頑張っても健康になれない理由とは?
健康オタク歴6年の私が、
健康を保つために特に重要だと思っていることは、
●十分な睡眠
●自分の身体に合った食習慣
●適度な運動
●ストレスマネジメント
の4つです。
・・・ですが、
こういった生活習慣が健康に対して効果を発揮するためには、
まず、身体の土台ができている必要があります。
ちょっと想像してみてください。
どんなに素敵な家を建てようとしても、
土台ができていなかったら、
どんなに頑張っても素敵な家は建てられないですよね?
それと同じで、
どんなに健康的な生活習慣を心がけたとしても、
身体の土台ができていなかったら、
どんなに頑張っても健康にはなれないのです。
私はそれが原因で、長年解決できない健康上の悩みがあったのですが、
身体の土台を整えることで、やっと悩みを解消することができました。
そんな経験もあって、
「このブログにたどり着いてくださったあなたにはそんな遠まわりをしてほしくない!」
と思い、
私がどうやって悩みを解消するに至ったのかを、次のページにまとめました。
あなたがもし、どんなに頑張っても解消できない悩みを抱えているのだとしたら、
私の経験が参考になるかもしれません。
次のページから読んでみてくださいね。
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『健康オタク歴6年の私が1か月目に知りたかったこと。』