↓実家を出たいけど出られずにいる方たちはどのようなことで悩んでいるのか気になったので、アンケートを取ってみました。
興味深い結果になっていますので、こちらも是非あわせてお読みください!
うちの親、「正社員じゃないとまともに生きていけない」って価値観なのよね。。。
真剣に実家を出る計画を立てた方がいいわよ。
それじゃあ今回は、実家を出るために必要な考え方を、詳しくお伝えするね。
目次
実家ストレスがたまる理由
「実家ストレス」というのは、過干渉系毒親を持っているほど抱えやすいストレスです。
過干渉系毒親は、ある日突然過干渉になるわけではなく、子どもが生まれた時から過干渉な場合がほとんどです。
つまり、子どもは物心つく前から過干渉を受け続けているので、それが当たり前の状態だと思ってしまい、感覚がマヒしてしまいます。
その結果、気づかないうちに隠れストレスをためこんでしまうので、かなり危険なストレスと言えます。
①「報・連・相」を要求される
私の母はすごいおしゃべりで、思っていることは何でも(相手が傷つくことでさえも)しゃべる人なんですが、困ったことに、母はそんな自分をエライと思っているので、人にもそれを要求しようとするんです。
逆に、私はあまり自分の思ってることをペラペラしゃべるのが得意ではないので、しゃべらされるのが苦痛でたまりませんでした。
出かける時は、出かける場所をいちいち知らせないといけないし、友達の家に泊まりに行く時は、友達の家の電話番号まで教えないといけませんでした。
②否定される
不安障害の母は、「失敗は悪」だと思っているので、「危ないからやっちゃダメ!」と言って禁止したり、「まあやには出来ないわよ」と言って、やる前から失敗すると決めつけてやらせないようにしたりしていました。
私は母とは逆で、失敗してもいいから自分で経験したりチャレンジしたりしてみたいタイプなので、やりたいことをやれないのがものすごいストレスでした。
あと、母は自分の価値観が絶対だと思っているので、自分の価値観に合わないものは否定します。
母がいつも「あれはダメ、これはダメ」とダメ出しするので、私は心の中でいいなと思っていても、否定されるのが怖くて言えませんでした。
③親が夫婦ゲンカをする
私の両親は、なんで結婚したのか小一時間問い詰めたくなるほど価値観が違うので、しょっちゅう夫婦ゲンカをしていました。
しかも、二人とも気が強くて、ものすごい大声で怒鳴りあうので、私は恐怖で自分の部屋に逃げていました。
なにしろすごい怒鳴りあいなため、自分の部屋に行っても声が筒抜けなので、ヘッドホンをしてテレビを見て声を遮断していました。
④母の愚痴を聞かされる
母は自分が正しくて父が間違っていると思っているので、しょっちゅう父に対する愚痴を私にこぼしていました。
また、母と父方の祖母は、絵に描いたような嫁姑の関係だったようで、祖母に対する愚痴もこぼしていました。
愚痴というのはネガティブな感情なので、ネガティブな言葉を聞かされ続けるというのは、かなりのストレスでしたね。
⑤門限が厳しい
大人になってからでも、「暗くなってから一人で外出してはいけない」というルールがありました。
なので、夜に急ぎで買いたいものができた場合は、一人で自転車で買いに行くことができないので、親に車を出してもらうように頼まないといけませんでした。
飲み会の時も、一人でタクシーで帰ることは許されないので、母に電話して車で迎えに来てもらわないといけませんでした。
⑥部屋に入って来られる
自分の部屋はあったものの、鍵がないので、母は用ができるたびにいちいち部屋に入ってきてました。
母は「隠し事は罪」というゼロ百思考を持っているので、「悪いことしてないなら見られて困ることなんてないでしょ」と言って、平気で入ってくるんですよね。
私は母の価値観に合わないものを否定されるのが嫌で隠していたので、母の足音が聞こえるたびにそれを隠すのが大変でした。
⑦家族団らんを要求される
ずっと自分の部屋にこもっていると、「いつも部屋で何してるの?」と詮索してきたり、「夕飯済んだ後すぐ自分の部屋に行くんじゃなくて、家族団らんの時間も楽しんだらどうなの?」と非難されたりしました。
私は多趣味で、いくら時間があっても足らないくらいだったので、貴重な時間を奪われてイライラしていました。
⑧将来のことに口出しされる
私はグラフィックデザイナーを目指していたので、「いい会社に入って、結婚して専業主婦になって旦那さんに養ってもらうのが、女性にとって一番安心な生き方」という昭和の価値観を持っている親からしたら、どうにかして諦めさせたかったんでしょう。
「今の会社の給料じゃ生きていけないでしょ」とか「一生独身じゃ生きていけないでしょ」とか、不安を煽るような言葉を何度も言われました。
親の理想の生き方を押し付けられるのは苦痛でしかなかったですね。
私、気づかないうちにこんなにストレスを抱えてたのね・・・怖っ!!
ちなみに、「なんだかよく分からないけど実家ストレスを感じている」という場合は、↓こちらの記事でご紹介しているフレームワークがオススメです。
実家を出たいのに出られない理由
①お金がない
実家にいればお金が貯まるだろうと思われがちですが、実際のところは、趣味や自分磨きにお金を使ってしまって全然貯金ができていなかったり、給与が低いという理由で親の世話になっていたりする人も多いです。
そのため、自分には一人暮らしで生計を立てられる気がしないと思ってしまうんですね。
②生活能力がない(家事ができない)
自分には生活能力がない(家事ができない)から一人暮らしできる気がしない、という人も多いです。
私も母から、「まあやは料理ができないから一人暮らしなんてムリよ」と言われて、一人暮らしさせないように制御されていました。
③親を捨てる罪悪感
私は上京する前に一度、県外の会社の入社試験を受けたことがあるのですが(←落ちましたが・笑)、そこの面接を受けると言った時、母からは「親不孝者」呼ばわりされてシクシク泣かれました。
健全な夫婦なら、子どもが自立して家を出ても、夫婦二人で第二の人生を楽しもうと前向きな気持ちになれると思います。
しかし、父と価値観の合わない母は私に依存していたので、私が家を出て父と二人きりの生活になるのが嫌だったようです。
実家を出るために必要な考え方
①子どもは自分から頼んで生んでもらったわけではない
世間では、「親に生んでもらったことを感謝しなければいけない」とか「親に育ててもらった恩返しをしなければいけない」という風潮があります。
しかし、親は子どもに頼まれて子どもを生むわけではなく、自分たちが子どもが欲しいと思って生むんです。
生んだ子どもを育てることは親の義務であって、子どもには何の責任もありません。
親の都合で生まれてきたのに、なぜ感謝や恩返しを強要されるのでしょうか?
子どもは自分の意思で自由に生きる権利があり、親がそれを見守って支えてくれた場合に限って、初めて感謝や恩返しの心がわいてくるものです。
②子どもは親の介護要員ではない
将来親を介護しないといけないから親元を離れるわけにはいかない、と言う人がいますが、子どもは親の介護をするために生まれてきたわけではありません。
考えてもみてください。すべての夫婦に子どもがいるわけではないですよね?
子どものいない夫婦は、老後は自分たちでなんとかしようと考えて、介護施設に住むための計画を立てたりしているはずです。
子どもがいるからと言って、老後は子どもにみてもらえばいいやと思っている親は、甘えているとしか言いようがありません。
③お金の自由より精神の自由の方が大事
実際に実家を出て一人暮らしをした私が断言しますが、お金って意外となんとかなります!
本気で実家を出たいと思えば、お金を節約して引っ越し費用を貯めることもできますし、一人暮らしを始めてからも、贅沢しなければ普通に生きていけます。
お金は減ってもまた増やすことができますが、心の傷を回復させるのは難しいことです。
↓お金がないせいで実家を出られないとお悩みの方のために記事を書きましたので、ぜひ参考にしてください!
④生活能力がないのは実家にいるのが原因
生活能力がないから一人暮らしできないという人がいますが、まったく逆です。
一人暮らししないから生活能力がないだけなのです!
つまり、実家にいるから生活能力が向上しないわけで、一人暮らしすれば嫌でも生活能力は身につくのです。
そもそも、今はインターネットで調べればなんとかなる時代なので、昔よりも一人暮らしのハードルは低いです。
⑤夫婦の問題は子どもには関係ない
両親の仲が良くないから私がお母さんの相手をしてあげないと・・・などと思う必要はありません。
夫婦の問題は夫婦で乗り越えるべきことです。
毒親のいる実家から出られないと、考え方や性格さえもゆがんでしまう!?
あなたは、自分の考え方や性格が生まれつきのものだと思っていませんか?
実は考え方や性格というのは、生まれつきの性質よりも、親の育て方や環境による影響の方が大きかったりするんです。
毒親に育てられた人には、以下のような考え方や性格を持った人がよく見られます。
●基本的にネガティブ思考
●しんどくても我慢して頑張る
●完璧主義
●〜しなければならないと思ってしまう
●自分はダメだと自己否定する
●自分が何のために生まれてきたのかわからない
●自分の生きる意味がわからない
●何か役に立たないと自分は存在してはいけないと感じる
●自分の意見がなかなか言えない
●自分で物事を決めるのが苦手
●休むことに罪悪感を感じる
●人に頼み事をするのが苦手
●感情を表現することが苦手
こういった認知の歪み(ネガティブ思考)は、自分でも気づかないうちに慢性的なストレスを抱える原因となってしまうのですが、長年かけて潜在意識として染み付いたものであり、簡単に変えることはできません。
私もすっかり染み付いてしまっていたので、実家を出てからもなかなか変えられなかったのですが、ある方法で考え方を変えることができるようになり、ストレスをためずラクに生きられるようになりました。
その方法については、こちらの記事で詳しくお伝えしていますので、上記のような考え方や性格を持っている方はぜひ読んでみてください。
まとめ
今回は、実家を出るために必要な考え方をお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
あなたには、親の意思とは関係なく自分の意思で生きる権利があるので、実家を出たいと思うのなら迷わず出るべきです。
実家ストレスは無意識のうちにたまってしまう危険なストレスですので、今回お伝えした考え方を身につけて、実家ストレスからの解放を目指しましょう!
↓実家を出たいけど出られずにいる方たちはどのようなことで悩んでいるのか気になったので、アンケートを取ってみました。
興味深い結果になっていますので、こちらも是非あわせてお読みください!
どんなに頑張っても健康になれない理由とは?
健康オタク歴6年の私が、
健康を保つために特に重要だと思っていることは、
●十分な睡眠
●自分の身体に合った食習慣
●適度な運動
●ストレスマネジメント
の4つです。
・・・ですが、
こういった生活習慣が健康に対して効果を発揮するためには、
まず、身体の土台ができている必要があります。
ちょっと想像してみてください。
どんなに素敵な家を建てようとしても、
土台ができていなかったら、
どんなに頑張っても素敵な家は建てられないですよね?
それと同じで、
どんなに健康的な生活習慣を心がけたとしても、
身体の土台ができていなかったら、
どんなに頑張っても健康にはなれないのです。
私はそれが原因で、長年解決できない健康上の悩みがあったのですが、
身体の土台を整えることで、やっと悩みを解消することができました。
そんな経験もあって、
「このブログにたどり着いてくださったあなたにはそんな遠まわりをしてほしくない!」
と思い、
私がどうやって悩みを解消するに至ったのかを、次のページにまとめました。
あなたがもし、どんなに頑張っても解消できない悩みを抱えているのだとしたら、
私の経験が参考になるかもしれません。
次のページから読んでみてくださいね。
↓↓↓
『健康オタク歴6年の私が1か月目に知りたかったこと。』