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自分スゴいアピールする人の特徴
やたらと自分スゴいアピールをしてマウンティングしてくる人、あなたの周りにもいませんか?
私は運の悪いことに、それが母親だったため、物心ついた頃からずっと母の自分スゴいアピールを聞かされ続けて育ちました。
母はギフテッドなので能力が高いのですが、常に「自分は天才」「生まれつきの才能がある」とアピールしていました。
そんな母のエピソードを元に、自分スゴいアピールする人の特徴をまとめてみたいと思います。
ストレートに「自分スゴいでしょ!?」と同意を求める
母は超理系脳なので、パズルやクイズが大好きでした。
そんなわけで、私は小さい頃から母と弟と一緒によくパズルやクイズを解いて遊んでいました。
しかし、母と弟はギフテッドなのですごいスピードで解いてしまい、たいてい私だけが時間かかって解いたり、時間かけても解けなかったりだったので、私はなんてバカなんだろうと思っていました。(今なら私は普通レベルだったと分かりますが)
そこで、ただでさえ自己肯定感が下がっているところに、
●「お母さん、早いでしょ!」
●「お母さんは生まれつき天才だから早いだけであって、まあやちゃんは遅くても気にしなくていいのよ」
●「弟はお母さんの遺伝で天才だから早いのよ」
などと、傷口に塩を塗りこんでくるような自分スゴいアピールをしてくるのです。。。
他人からスゴいと言われた経験を語る
「他人からスゴいと言われた」と語るのは、「私じゃなくて、あくまで◯◯さんが言ってるんだからね、自慢じゃないよ」という意図なのかもしれませんが、「他人からスゴいと言われた」と語ってること自体が自分スゴいアピールになってるということに気づいてないんですよね。
●「英語の先生にいつも、発音がネイティブで素晴らしいってほめられてたのよ」
●「お母さんはいくら食べても太らないから、みんなから細くてスタイルいいねって言われてたのよ。」
●「美術の時間にお母さんの絵がお手本にされてたのよ」
といった感じで、母も他人からスゴいと言われた経験をよく語っていました。
他人をけなす
自分の方が上だということをアピールするために、他人をけなしたり下げたりします。
母は、「努力してできるようになった人より、努力しないで生まれつきの才能でできる人の方がスゴい」という価値観を持っています。
「努力してできるのは当たり前、努力しなくてもできる方がスゴい」という、なんとも歪んだ認知です。
母は県内トップの私立中高一貫校に行きましたが、もともと受験しようと思っていたわけではなく、担任の先生に受けてみないかと言われて受けただけです。
つまり、まったく受験勉強などしておらず、普通に遊び暮らしてて合格したわけですね。
自分は影響力があると語る
自分の意見や価値観が正しいと思い込んでいるので、自分の意見が通って当然と思っています。
なので、母はしょっちゅう企業のお客様相談室に電話をかけたり、スーパーのサービスカウンターに行ったりして、意見をズバズバ言っていました。
自分の意見通りに改善された場合は、「お母さんが意見したおかげで改善されたのよ」と、あたかも自分の一意見のみで改善されたと言わんばかりにアピールしてきます。
自分スゴいアピールする人の近くにいると自己肯定感が下がる理由
自分が劣っている感覚になる
相手の自分スゴいアピールを聞かされると、無意識のうちに、自分の方が下であるとランク付けしてしまいます。
自分をほめることができなくなる
「私スゴいでしょ!(ほめて!)」と同意を求められると、コミュニケーション上、ほめないわけにはいかなくなってしまいます。
そうやっていつも人をほめることに慣れてしまうと、自分をほめることができなくなってしまいます。
自分の成功を横取りされてしまう
自分スゴいアピールをする人は、人の成功をほめつつも、最終的には「私のおかげで成功できたのよね!?」とアピールして、人の成功を自分の手柄にしてしまいます。
一例ですが、私は上京する前、全然料理ができなかったんですが、上京したらそれなりにできるようになりました。
母は最初、「料理できるようになったの!? すごいね!」とほめてくれたんですが、
「お母さんが料理のコツをいつも話して聞かせてたのが効果あったのよね!?」
「お母さんの美味しい料理を食べて育ったから味付けのセンスが身についたのよね!?」
と、いつのまにか母のおかげで料理ができるようになったというふうに話がすり替えられていたのです。。。
自分スゴいアピールする理由
でも、視点を変えると、それは表面的な理由にすぎないっていうことが見えてきたのよね。
自分には価値がないと思っている
あれだけ自分スゴいと思っているのに自分に価値がないと思っているというのは、矛盾しているように聞こえるかもしれません。
自分には価値がないと思っているというのはどういうことかというと、「自分はスゴい能力を持っているのに、今の自分はその才能を周りの人に認められていない」=「自分には価値がない」という図式です。
母は出産後、仕事を辞めて専業主婦になりました。
学生時代や仕事をしていた時代はまわりから才能を絶賛されていたようですが、はっきり言って専業主婦にギフテッドの能力を発揮するような場はないので、当然、才能を絶賛される機会もなくなってしまいました。
つまり、
私はスゴい才能を持ってるのにそれを発揮できてない!
アピールして認めてもらわないと、私は価値のない人間だと思われてしまう!
という不安から、自分スゴいアピールをして安心を得ようとしていたわけですね。
自分にない能力を持っている人への劣等感を隠したい
努力しないでたいていのことができてしまう母は、努力が嫌いなので、定期試験のために頑張って勉強するということはまったくやりませんでした。
そのため、歴史のような暗記科目になると、頑張って決められた範囲内を完璧に暗記してくる子にはかなわなかったそうです。
母は確かにすごい能力は持っていたかもしれませんが、努力する能力は他の子の方が上でした。
自分の生き方の失敗を認めたくない
母は仕事をやめて専業主婦になりましたが、働いているママのことをいつもディスっていました。
●「子供を預けて働くなんて子供がかわいそう。」
●「お母さんは天才だから自分で子供に勉強を教えられるけど、他のママは高いお金払って塾に通わせてるから塾代を稼がないといけなくなるのよ。」
●「働いてるママは旅行に行ったりスマホにお金使ったりして贅沢してるからお金が足らなくなるのよ。お母さんは贅沢してないから働かなくて済んでるのよ。」
といった感じで、働いているママより専業主婦の自分の方がいかにエラいかということをいつも私にアピールしていました。
しかし、それだけ偉そうに語るくせに、親からたびたびお金を援助してもらっていたので、自活するために働いているママの方が私にはよっぽどエラいと感じました。
本当にスゴい人は自分スゴいアピールなんてしない
うちは、祖父(他界)、母、弟がギフテッドなのですが、自分スゴいアピールするのは母だけなんですよね。
それがずっと不思議だったんですが、見方が変わったことで理由がわかりました。
祖父と弟は、母と違って勉強が大好きです。なので、能力が高かろうが低かろうが、頑張って勉強する人をバカにしません。
そして、自分の好きな勉強さえできていれば幸せなので、人からの評価が気になることもないんですね。
自分スゴいアピールする人とは距離を置こう
まとめ
今回は、自分スゴいアピールする人の特徴と危険性をお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
自分スゴいアピール(マウンティング)をしてくる人は、人から認めてもらえないと不安なんですね。
自分スゴいアピールを聞き続けていると、どんどん自己肯定感が下がって隠れストレスがたまってしまいますので、自分スゴいアピールする人とはできるだけ距離を置いて、ストレス軽減を目指しましょう!
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