それじゃあ今回は、料理を頑張らないためのコツを、詳しくお伝えするね。
目次
料理は多様なスキルが必要。
料理は、洗濯、掃除、買い物などと同列に「家事」として分類されていますが、そこがそもそもおかしいのです。
なぜなら、ほとんどの家事が「単純作業」なのに対して、料理は多様なスキルを必要とする「クリエイティブな作業」だからです。
そこで、料理に必要なスキルをざっとあげてみたいと思います。
①知識力
料理をするにはまず、膨大な知識が必要です。
道具の使い方、食材の栄養素や特徴、調理法など、一朝一夕で覚えられるものではありません。
②発想力
いつも同じメニューばかりでは飽きてしまいますし、自分以外の家族の好みも考慮に入れないといけないので、常に献立を考え続ける必要があります。
③手先の器用さ
野菜を切ったり、形を作ったり、盛り付けたりと、手先の器用さが求められる細かい作業が多いです。
人によっては、努力してもできない場合もあります。
④味覚のセンス
味付けというのは、かなり繊細な感覚を必要とします。
レシピを選ぶ時にも、調味料の塩梅がわかっていないと、美味しいレシピかどうかを判断することができません。
⑤段取り力
料理は、時間との戦いです。
食事の時間に間に合うように作らないといけないのはもちろん、冷たい料理は冷たい状態で、熱い料理は熱い状態で食卓に出せるように調整しないといけません。
一つの作業だけやっていたのでは間に合わないので、2つ以上の作業を同時進行でやる必要も出てきます。
しかも、家庭での料理というのは、レストランのようにずっと料理だけしていればいいというわけではなく、合間に他の仕事をこなしながら料理をしなければいけないので、段取り力がかなり必要になります。
⑥デザインセンス
料理はただお皿に入れればいいというものではなく、美味しそうに見えるように盛り付けしないといけません。
彩りを考えながら食材選びをすることも必要です。
⑦忍耐力
どんなに頑張って作っても、家族に「美味しくない」と言われたり、残されたりすることもあります。
そうでなくても、「料理は待ってれば勝手に出てくるもの」と言わんばかりに、何の反応もなく黙々と食べられたり、スマホやテレビを見ながら片手間に食べられるということもあります。
そんな、努力が報われないような反応をされても頑張って料理を作り続けるという「忍耐力」が必要です。
料理ができるかどうかは性別と関係がない。
女性でも堂々と「料理が苦手」宣言をしてOK!
料理に必要なスキルは性別と関係がないので、「女は料理ができて当たり前」「料理は女がやるもの」という思想は、男女平等とは言えない古い思想だということがわかりますよね。
料理は決して単純な家事ではなく、多様なスキルを必要とする家事なので、女性が「料理が苦手」「料理が嫌い」と言ったって、なんの問題もないのです。
夫には堂々と「料理、全然好きじゃない」って豪語してますが・・・(笑)
「男だから料理が苦手」という男性の主張は、ただの甘え。
料理に必要なスキルは性別と関係がないので、「料理が苦手」と言うのは問題ないですが、「男だから料理が苦手」と言うのは矛盾があります。
男性が「男だから料理が苦手」とか「女の方が料理に向いてる」とか言うのは、単に料理をやるのがめんどくさいので、そうやって言えば料理をやらなくて済むと思って甘えているだけです。
共働きなら、お互いに負担するべきよね。
料理を頑張らないための9つのコツ。
①家族みんなで料理を分担する。
「料理は女がやるもの」という古い思想は捨てて、家族みんなで料理を分担するとよいです。
そのためには、「料理が苦手」宣言をしておくことが大事です。
料理が得意だと思われていると、まわりも料理を負担する必要性を感じなくなってしまうからです。
②しんどい時は外食やお惣菜に頼る。
外食やお惣菜はお金はかかりますが、それだけ心身の負担が軽くなるので、適度に利用した方がよいです。
体調を崩して医療費にお金をかけるよりは、ストレス回避のために食事にお金をかけた方がずっといいですよね。
③メニューを固定にする。
メニューを考えるのはストレスなので、できるだけメニューを考える回数を減らすとよいです。
④苦手なメニューは作らない。
苦手なメニューも、チャレンジしたい!という前向きな気持ちで作るのは良いですが、作りたくないのにイヤイヤ作るのはストレスになるだけですのでやめた方がよいです。
あと、私は偏食で食べれないものがいろいろあるのですが、食べれないものは味見ができないので、そういうものも家族には外で食べてもらっています。
⑤レトルトや冷凍食品を活用する。
レトルトや冷凍食品を使うと「手抜き」と言われがちですが、決して手抜きではありません!
ストレスを回避するために上手くレトルトや冷凍食品を取り入れることは、手抜きではなく、立派な「工夫」です。
⑥まとめて作り置きをする。
煮たり炒めたりする手間って、量が多くても少なくても、たいして変わらないですよね。
それなら、まとめてたくさん作り置きしておけば、料理をする手間が減らせるのでよいです。
特に、煮物やスープは日持ちするのでよく作り置きしています。
⑦一品にたくさんの食材を入れる。
日本の食卓では「一汁三菜」を求められがちですが、そんなに品数を用意する必要はありません。
なにしろ、あの土井善晴先生が「一汁一菜でOK」とおっしゃっているんですから大丈夫です!!(笑)
一品にたくさんの食材を入れれば、それだけで栄養はバッチリです。
⑧お弁当は詰めるだけ。
節約のためにお弁当を持っていくのはよいですが、お弁当作りが負担になってストレスをためてしまっては、本末転倒です。
お弁当は基本的に、冷蔵庫にある作り置きや残り物などを「詰めるだけ」にして、詰めるものがない時は、わざわざ作るのではなく、買って済ませましょう。
職場にはたいてい電子レンジがあると思いますので、レンチンして食べれば、作り置きでも美味しく食べられますよ!
⑨食事の回数を減らす。
健康のためには1日3食食べるべき、と言われていますが、1日に3食食べると胃腸が休まらないので、胃腸の弱い人は食事の回数を減らしても良いかもしれません。
食事の回数を減らすと、それだけ料理の手間も減ります。
まとめとお知らせ
今回は、料理を頑張らないためのコツをお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
料理に必要なスキルは性別と関係がないので、女性が「料理が苦手」「料理が嫌い」と言ったって、なんの問題もないのです。
ぜひ今回お伝えしたコツを活かして、料理のストレスを少しでも減らしていきましょう!
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どんなに頑張っても健康になれない理由とは?
健康オタク歴6年の私が、
健康を保つために特に重要だと思っていることは、
●十分な睡眠
●自分の身体に合った食習慣
●適度な運動
●ストレスマネジメント
の4つです。
・・・ですが、
こういった生活習慣が健康に対して効果を発揮するためには、
まず、身体の土台ができている必要があります。
ちょっと想像してみてください。
どんなに素敵な家を建てようとしても、
土台ができていなかったら、
どんなに頑張っても素敵な家は建てられないですよね?
それと同じで、
どんなに健康的な生活習慣を心がけたとしても、
身体の土台ができていなかったら、
どんなに頑張っても健康にはなれないのです。
私はそれが原因で、長年解決できない健康上の悩みがあったのですが、
身体の土台を整えることで、やっと悩みを解消することができました。
そんな経験もあって、
「このブログにたどり着いてくださったあなたにはそんな遠まわりをしてほしくない!」
と思い、
私がどうやって悩みを解消するに至ったのかを、次のページにまとめました。
あなたがもし、どんなに頑張っても解消できない悩みを抱えているのだとしたら、
私の経験が参考になるかもしれません。
次のページから読んでみてくださいね。
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『健康オタク歴6年の私が1か月目に知りたかったこと。』