こんにちは、まあやです。
西野亮廣さんの著書を読みました。
自分への忘備録も兼ねて、印象に残った点をレビューしてみようと思います。
一番印象に残ったポイントは、次の3点です。
●お金を稼ぐな。信用を稼げ。「信用持ち」は現代の錬金術士だ。
●ネタバレを恐れるな。人は確認作業でしか行動しない。
●インターネットが破壊したものを正確に捉え、売り方を考えろ。
順番に詳しく書いていきます。
お金を稼ぐな。信用を稼げ。「信用持ち」は現代の錬金術士だ。
西野さんは、
「お金を信用に両替することはできないが、信用をお金に両替することはできる」
として、信用を持っている人を錬金術士に例えています。
その実例として挙げているのが、クラウドファンデイング。
意外なことに、クライドファンディングとテレビタレントは相性が悪いらしい。
その理由は、知名度=人気ではないから。
知名度だけ高くても、ファンがいなければ支援はしてもらえない。
逆に、無名の一般人でも、確固たる信念を持った魅力的なプロジェクトを提案すれば、支援は集まる。
つまり、クラウドファンディングを成功させるためにもっとも重要なものは「信用」なのです。
これは私もその通りだと思いました。
私は先日、クラウドファンデイングで、アレルギーのお子さんの作る啓発絵本のプロジェクトに支援をしました。
私の娘もアレルギーがあり、
「アレルギー当事者の子供の気持ちを社会に知ってもらいたい!」
というプロジェクト内容にとても共感できたからです。
プロジェクトの立案者の方は、ごく普通の、アレルギーっ子を持つママ。
有名人でもなんでもないけれど、強い信念によってアレルギーっ子ママたちの信用を集め、結果的に目標金額を集めることに成功しました。
西野さんが言うように、「信用」を「お金」に両替したわけです。
これは、商品を販売する場合にも同じことが言えます。
100均の商品なら、「失敗してもいいや」と思えるので、たいした信用がなくても売れるかもしれません。
でも、高額商品の場合は、信用なしで売ることは不可能です。
実際、私のまわりの経営者たちは、圧倒的な信用を得ることによって、数十万〜数百万の商品でもお客さんに購入してもらうことができています。
「商品が良いのに売れない場合は、信用が足りていないことが多い。」
と、師匠からも教わりました。
私も自分で商品を販売するようになってから、身をもってそのことを実感しました。
ネタバレを恐れるな。人は確認作業でしか行動しない。
西野さんは、絵本『えんとつ町のプペル』をインターネットで全ページ無料公開しました。
しかし、その戦略に対する批判意見がtwitterで続々と寄せられたそうです。
その批判の趣旨は、
「世の中が無料で公開しないといけない流れになってしまうと、クリエイターが食べていけなくなる」
というものです。
しかし、西野さんは、「この主張は、半分合っていて、半分間違っている。」と反論。
無料公開することで実力が可視化されるので、実力のあるクリエイターは売上が上がり、実力のないクリエイターは売上が下がるというわけです。
実を言うと、私も昔は無料公開を否定していました。
私の場合は、
「無料なんて怪しい!何か売りつけられそう!」
と思って、無料で提供されているものを否定して避けていたんです。
でも、マーケティングを学んだことによって、無料公開の仕組み(フリーミアム戦略)が分かったので、今では逆に、無料公開されているものの方が安心と思えるようになりました。
無料公開って、別に商品を売りつけようと思ってやっているわけではないんですよね。
あくまで、「内容を知ってもらう」「興味を持ってもらう」というのが趣旨なのです。
見た人の一部がファンになってさえくれれば、その後ファンが売上に貢献してくれるようになるので、無料公開の元は取れるというわけです。
無料公開は、システム的に言うと「CM」のようなものなので、「広告費」でまかなわれています。
CMなので、「無料で見るだけ見てお金払わないのは罪悪感が・・・」と思う必要もありません。
「テレビCMを見たのに商品を買わないのは罪悪感が・・・」なんて思う人いないですよね。笑
だから私は、「せっかく有料級の情報を無料で提供してくれてるのに、スルーするのはもったいない!」と思って、興味のあるものは全部見るようにしています。
「怪しい!」と言ってスルーしていた頃の私は、どれだけ価値のある情報を取り逃がしていたんだろうと思うと、無知なせいで人生損してたなと思います・・・。
“ネタバレを恐れるな。人は確認作業でしか行動しない。”
と、西野さんが言うように、私も無料公開の流れはどんどん広まるといいなと思っています。
なぜなら、
●中身を確認することで、消費者も安心して商品を買うことができるし、詐欺的な商品に引っかかるリスクも減る。
●そもそも、詐欺的な商品は無料公開なんてできないので、無料公開する商品ほど信用が高まり、本当に価値のある商品が売れるようになる。
という風に、消費者にとっても販売者にとっても、良いサイクルが市場に生まれるからです。
特にインターネットビジネスは、一部の詐欺的な商品のせいで、「怪しい」というイメージが付いてしまっています。
無料公開が進むことで、本当に価値のある商品やサービスを提供している人たちが救われる世の中になって欲しいと思います。
インターネットが破壊したものを正確に捉え、売り方を考えろ。
“インターネットが何を生んで何を破壊したか?”
その具体例として、西野さんは、街の本屋さんとアマゾンを挙げています。
街の本屋さんは物理的なスペースが必要なので、本を置ける数に限りがあります。
そうなると、売れ行きの良い本しか置くことができません。
それに対して、アマゾンは「情報」なので、スペースの制約がありません。
無限に本の情報を置いておくことができます。
つまり、売上の少ない本でも置いておくことができるのです。
どんなに売上の少ない本でも、チリも積もれば山となります。
特にアマゾンの場合は分母が大きいので、寄せ集めるとかなりの金額になります。
西野さんはこのことに対して、
“生存競争は、弱肉強食ではなく適者生存”
と言っています。
強いものが生き残るのではなく、環境に適応したものが生き残る。
インターネット時代となった現代においては、昔の売り方に固執せず、新しい環境に合った売り方に変えていくことが必要なのです。
先ほど述べたように、インターネットビジネスは「怪しい」というイメージが付いてしまっていますが、アマゾンも楽天もインターネットビジネスです。
twitterもLINEもYouTubeも、全部インターネットビジネスです。
私たちが日常的に使っているサービスの大半が、すでにインターネットビジネスなのです。
怪しくもなんでもないですし、むしろインターネットをビジネスに活用しないと、街の本屋さんのように、どんどん苦しい状況になっていってしまいます。
これは、個人でも同じです。
インターネットビジネスのスキルは、これからの時代に必須のスキルです。
なぜなら、単純労働のAI化が進み、仕事が機械に奪われていくからです。
時代の変化に合わせて、個人も働き方を変えていかなければなりません。
私はマーケティングとシステム化を学んだことで、インターネットから収入を得ることができるようになりました。
「ブラック会社で毎日夜遅くまで仕事詰め」という働き方にはもう戻れないですし、そんな働き方はこれからの時代にはなくなっていくべきだと思います。
まとめ
最後に要点をまとめます。
●お金を稼ぐな。信用を稼げ。「信用持ち」は現代の錬金術士だ。
→信用を稼ぐことが、結果的にお金を生み出すことに繋がる。
●ネタバレを恐れるな。人は確認作業でしか行動しない。
→無料公開することで実力が可視化され、本当に価値のある商品が売れるようになる。
●インターネットが破壊したものを正確に捉え、売り方を考えろ。
→インターネット時代の今は、インターネットの特性に合わせて働き方を変えていかなければならない。
西野さんの『革命のファンファーレ 現代のお金と広告』は、インターネットをビジネスに活用した具体例がたくさん学べますので、ぜひ読んでみてください。
本質の知識を学び、それをどう活用しているのかを事例で学ぶ。
この抽象と具体の行き来を繰り返すことで、本質がはっきりと見えるようになっていきます。
どんなに頑張っても健康になれない理由とは?
健康オタク歴6年の私が、
健康を保つために特に重要だと思っていることは、
●十分な睡眠
●自分の身体に合った食習慣
●適度な運動
●ストレスマネジメント
の4つです。
・・・ですが、
こういった生活習慣が健康に対して効果を発揮するためには、
まず、身体の土台ができている必要があります。
ちょっと想像してみてください。
どんなに素敵な家を建てようとしても、
土台ができていなかったら、
どんなに頑張っても素敵な家は建てられないですよね?
それと同じで、
どんなに健康的な生活習慣を心がけたとしても、
身体の土台ができていなかったら、
どんなに頑張っても健康にはなれないのです。
私はそれが原因で、長年解決できない健康上の悩みがあったのですが、
身体の土台を整えることで、やっと悩みを解消することができました。
そんな経験もあって、
「このブログにたどり着いてくださったあなたにはそんな遠まわりをしてほしくない!」
と思い、
私がどうやって悩みを解消するに至ったのかを、次のページにまとめました。
あなたがもし、どんなに頑張っても解消できない悩みを抱えているのだとしたら、
私の経験が参考になるかもしれません。
次のページから読んでみてくださいね。
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『健康オタク歴6年の私が1か月目に知りたかったこと。』