私は会社で働くのはストレスなので、自分のペースで在宅ワークをしています。
(詳しくはプロフィール参照)
しかし、そうした働き方を目指して、あまり効率の良くないやり方をしている方をよく目にするので、問題点と改善方法をまとめてみました。
いきなり実践から入るのはNG
結構やってしまいがちなのですが、いきなり実践から入ろうとする人が多いです。
弁護士でも、デザイナーでも、教員でも、どんな仕事を始めるにしても、まずは基礎的な考え方や知識を学ぶところから始めるはずです。
それなのになぜ、こと在宅ワークに関しては、実践から入ろうとしてしまう人が多いのかというと、そういった人は「すぐに稼げるようになる方法」とか「簡単に稼げる方法」といった“手段”が目的になってしまっているからなんですね。
これがNGな理由は3点あります。
①手段と目的が逆になってしまっている
本来、商品の販売というものは、「こんな商品やサービスを作って、必要な人に届けたい」という目的がまずあって、「そのためにはどんな手段で商品やサービスを提供しようか?」と考えるものです。
それなのに、“稼ぐ方法”が目的になってしまうと、「この方法で高く売れる商品は何か?」という歪んだ発想になってしまいがちです。
その結果、自分が良いと思っていない商品でも無理やり売ってしまう人が出てきてしまいます。
②手段は時代とともに変わる
技術の進歩や法律の改定などにより、今まで通用していた手段が通用しなくなる可能性があります。
たとえば、昔は電車の中にはびっしりと広告が貼られていましたが、インターネットの普及によって広告の宣伝効果が薄くなり、今では電車の中に広告を貼る企業は激減してしまいました。
このように、今は通用している手段も今後通用しなくなる可能性がありますので、特定の手段に依存することは危険です。
③サギ商法にだまされてしまう
ラクに稼げる方法が目的になってしまうと、「クリックするだけで稼げる!」とか「たった3日で10万円稼げる!」といった、ラクに稼げるという謳い文句の“サギ商法”にだまされてしまう危険があります。
必要なのは、基礎的な販売(マーケティング)の考え方と知識を学ぶこと!
このように、小手先の手法だけ身につけても中身のない仕事になってしまいがちですし、応用が利かないので将来性も低いです。
つまり、今後、将来にわたって在宅ワークで収入を得続けたいと思っているあなたがまずやるべきことは、「基礎的な販売(マーケティング)の考え方と知識を学ぶこと」なのです。
一見、まわり道のように見えるかもしれませんが、どんな仕事でもやはり、基礎を学んでいない人は後々ボロが出てしまいます。
この先まだ何十年も人生が残っているのですから、ほんの数年を学びの時間に費やすことは決してまわり道ではなく、逆にコスパの高いことだと考えることができます。
↓新しい知識を学ぶ重要性はこちらの記事でも書いていますので、ぜひ読んでみてくださいね!